食洗機があったら便利だろうなと思いつつ、家庭で利用するには勇気が要ると思っている人も多いでしょう。大型のものばかりが宣伝広告ではよく見かけられるからです。ミニサイズのものがあればもっと前向きに検討するのにと考えているなら、現状の食洗機市場を確認してみましょう。

魅力的なものが見つかる可能性があるからです。


ビルトイン型だけでなく据え置き型の食洗機もある

食洗機というとビルトイン型になっていて導入には工事が必要になるという印象を持っている人が多いでしょう。ビルトイン型は大型で大家族向きだから小家族には向かないのも確かです。ビルトイン型の食洗機は多くのメーカーが扱っていてラインナップも豊富ですが、実はメーカーによっては据え置き型の食洗機も取り扱っています。

その中には小家族が使用するのに適したミニサイズのものもあるのです。パナソニックがミニサイズの食洗機を国内ではいち早く売り始めましたが、その後には象印やハイアール、エスケイジャパンなどもミニサイズの食洗機市場に参入しました。

ミニサイズの食洗機は据え置き型なので工事も必要なく、電源を確保できるわずかなスペースが見つかれば気軽に利用できます。本体価格もビルトイン型のように十数万円もかかることはありません。五万円以下で購入可能なものが多く、さらに工事費用もかからないので比較的導入を前向きに検討しやすいでしょう。

食洗機を使う経済的なメリットとデメリット

食洗機を導入すると経済的にも優れているという話もあれば、水道光熱費がかさんでしまって大変だという噂もあります。ミニサイズの食洗機を導入するかどうかで悩んでいるなら、経済的なメリットとデメリットをまず一通り理解しておきましょう。

食洗機を使うと自分で食器を手洗いする代わりに中に食器を並べるだけで洗浄が完了します。乾燥機能も付いているのが標準的なので、乾かすところまで全自動で済ませてくれるでしょう。洗うのに水と洗剤を使い、乾かすための熱エネルギーには電気を使います。

これがコストパフォーマンス良く使えるかどうかは使い方次第です。手洗いの仕方が上手で水も洗剤もほとんど使わず、干して乾かしてしまう人の場合には食洗機を使った方が費用がかかってしまうかもしれません。しかし、それでも使用する水や洗剤の量はかなり少ないのでほとんど水道代や洗剤代は変わらないで済むでしょう。

ただし、手洗いの場合には使用する水や洗剤の量は食器の数が少なければ少なくて済みます。食洗機のデメリットは食器の量にかかわらず庫内容量に応じた水と洗剤が必要になることで、あまり大きなものを使っているとかなり高くなってしまうことです。

ミニサイズなら小家族でもコストパフォーマンスが上がる

小家族の場合には食洗機を導入して経済的にもメリットを得るにはミニサイズを選ぶことがほぼ必須です。ミニサイズの食洗機は3人家族から5人家族を想定しているものが一般的で、10人以上でも対応できるような大型の食洗機とはかなり容量が異なります。

小さければ小さいほど一回の使用にかかる水道代、電気代、洗剤代は少なくなるのは明らかでしょう。小家族の場合にはミニサイズのものを選ぶことでコストパフォーマンスを上げられるのです。一人暮らしの人ですらミニサイズの食洗機を利用して節約に成功している場合があるので前向きに検討する価値は大きいでしょう。

得られるメリットは実は多い

食洗機を導入するメリットは上手に使ったときに経済効果があるだけではありません。実はあまり広くは知られていないメリットもたくさんあるので確認しておきましょう。家事にかかる時間を短縮できるのはよく知られている事実です。

三人分の食器を洗うだけでも20分くらいかかってしまう人も多いでしょう。食洗機なら大きな汚れを落として庫内に入れ、スイッチをオンにするだけなので2〜3分もあれば十分に食器洗いを終えることができます。乾燥まで行ってくれるのですぐに食器を使いたいときにも便利でしょう。

この波及効果は大きく、プライベートの時間を長く確保できるようになるだけでなく、家族の間で誰が食器を洗うかという問題で口論を起こしてしまうリスクもなくなります。一方、手荒れの心配がなくなるのもメリットです。

大きな汚れを落とすのにも水を使う必要はなく、紙で油汚れを拭き取るといった程度で問題ありません。乾いた食器しか触ることがなく、洗剤にも手を触れないので手荒れの原因からおさらばできるのです。もう一つのメリットとして食器以外のものも洗えることが挙げられます。

例えばファスナー付きの食品袋は作った料理の保管などによく用いられていますが、使った後は捨ててしまう人も多いかもしれません。しかし、軽く汚れを落として食洗機の中に入れればきれいになるので再利用できるでしょう。

スペースを取らないので普段の食器洗浄のときにできる小さな節約術です。

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買うときにはサイズに注意しよう

ミニサイズの食洗機を導入しようと思ったら注意しておきたいポイントとしてまず挙げられるのがサイズです。二つの観点からサイズが最適かどうかを確認してから購入しましょう。まず、一つ目は設置場所との兼ね合いです。

実はミニサイズとはいえ食洗機はとても小さいとは言い難いのも確かです。中にかなりの数の食器を入れられなければならず、さらにヒーターやファンなども機能しなければなりません。

一辺あたり40cm前後が必要になる機種ばかりなので、本当に置けるスペースがあるかをよく確認しましょう。

メーカーによって寸法にはかなり違いがあるので、十分に比較検討して置きやすいものを探し出すのが大切です。二つ目の観点として重要なのが庫内のサイズです。ミニサイズと言えるような外寸の食洗機の場合、庫内の容量は10L〜30Lくらいのものが多くなっています。

一回で洗う食器の量がちょうどぴったり収まるサイズなら経済効果は高いでしょう。少し大きめに見積もると、食器をたくさん使ってしまったときにも困ることはありません。ただ、重要なのは容量だけでなく、実際にどんな食器を入れられる設計になっているかです。

寸法や食器を置くラックを確認し、食洗機で洗いたいと思うものがきちんと収まるかは確認しておく必要があります。大皿やフライパン、鍋などを食洗機で洗いたい場合には寸法が足りずに困ってしまうこともあるので注意しましょう。