食洗器は、家族が3人以上になってくると導入する家庭が増えていて、避けたい家事の上位にランクインする毎食後の皿洗いの役目を担ってくれています。食洗器のタイプは、ビルトインに埋め込む製品か、台所シンク上に設置する製品に分かれています。

食洗器の大きさは、5人以上向けの大人数タイプや3人向けの少人数タイプなどがあるので、家庭の人数に合った製品を選ぶのが良いでしょう。

家庭で活躍している食洗器

食洗器は、自炊をする頻度の高い家庭にとっては家事の時短グッズとして大変重宝されていて、湿疹やひび割れといった手荒れが起きやすい主婦の大きな味方です。

食洗器の基本的な使い方を覚える

食洗器で洗う事が出来る食器は、50度以上の温水に耐えられる製品ならほとんどのケースで洗えますが、高級なコーヒーカップや熱に弱い製品の場合は、劣化や破損の可能性があるので、手洗いをするのが良いでしょう。多くの食洗器は、小皿や取り皿が洗えるゾーン・大皿ゾーン・コップが洗えるゾーンに分かれており、皿に関しては垂直に設置するのが基本となっています。

使用を終えた食器は、汚れた状態で食洗器に投入するのでは無く、予め台所で軽く水洗いをしておくと、ドレッシングを使った後の頑固な油汚れの皿やスパゲッティを食べた後の皿も綺麗な洗い上がりになります。油汚れの皿をそのまま投入してしまうのが良くない理由は、固まった油が食洗器内にこびりついてしまって衛生状態が悪くなるからです。

複数の洗浄モードがある食洗器

食洗器の多くは複数の洗浄モードが用意されていて、軽め・快速・徹底といったタイプに分かれています。軽めモードは食器洗浄量が少ない時や、油汚れがほとんど無い時に使うのが良く、20分程度の短時間で洗浄を終えられます。

軽めモードは乾燥が行われないので、洗浄が終わったら扉を開けて皿をタオルで拭いたり自然乾燥をする必要があります。快速モードは、量が多い夕飯を食べた後の食器洗いに向いており、洗浄・すすぎ・乾燥の3つはしっかり時間を掛けて行うので、洗い上がりの皿はタオルで拭く必要はありません。

使用時間は皿の量によって異なりますが、50分から80分程度が一般的となっています。徹底モードは、多くの皿に汚れが付いてしまっている時に使っておいた方が良く、時間は他のモードより掛かってしまうものの、全ての食器が確実に綺麗になります。

洗浄時間は90分以上になりますが、タイマーモードにしておけば寝ている間に洗ってくれるので、真夜中に動くようにタイマーをセットするのが良いでしょう。

食洗器で使う洗剤について

食洗器の洗剤は、専用の洗剤を使うのが必須となっており、スポンジと合わせて使う液体洗剤は泡が大量に出てしまうので使ってはいけません。最近の食洗器用洗剤は、タブレットや液体用も増えてきているので、購入の際は「食洗器専用洗剤」と表記されている商品を選びましょう。

一度の食器洗浄で使う洗剤の量は、洗剤付属の計量器スプーンや計量カップで目安が分かるので、その目安に沿って使うと綺麗な食器洗いになります。なお、食洗器内の洗剤を設置するスペースは予め決められているので、その位置に必ず置くようにしましょう。

違った位置に置いてしまうと洗浄能力が下がる可能性もあるので、食洗器使用ルールを毎回守る事が大切です。

鍋やフライパンは手洗いが良い

食事を作る度に悩んでしまうのは、鍋やフライパンを洗う事です。油を使って炒め物やカレーなどを作っているので、食洗器を使うのは出来る限り控えた方が良く、仮に使いたい場合は油汚れを十分に落としてから使うようにしましょう。

フライパンはコンパクトなタイプなら洗浄する事は可能です。

食洗器の手入れ方法はどうすべきか

食洗器は、長期にわたって使っていると自然と汚れが溜まってくる事から、器内の洗浄が定期的に必要になって来ます。食洗器の多くには器内洗浄モードが備わっているので、普段使っている食洗器用洗剤を使ってメンテナンスを行いましょう。

ドラッグストアで手に入れる事が出来るクエン酸でも汚れが落ちる事から、どちらかを使って綺麗な状態を維持して下さい。器内の洗浄時間は、60分から120分程度で終える事が可能であり、食洗器の洗浄を怠ってしまうと食洗器の底が油と野菜くずだらけになるので、頻繁に使っている家庭は1ヶ月に1回程度は洗っておきましょう。

食洗器清掃をしても落とせない油汚れの場合は、ブラシやスポンジで洗っておくのが良く、汚れが詰まりやすいゴム部品に関しては重点的に清掃を行っておくと食洗器の洗浄能力がアップします。

なお、メンテナンスを長期間していない時は、食洗器本体から不快な臭いが発生するケースもあります。不快な臭いが起きているのは、食洗器内に残った雑菌が付いている可能性があるからであり、その時は使用を控えて食洗器洗浄をすぐに行って下さい。

茶渋やコーヒーの汚れは完全に落ちません

コップ・マグカップ・急須といった飲料用の食器も食洗器で洗う事が可能ですが、カップに付いた茶渋やコーヒーの汚れは完全に取れないケースもあります。そのような時は、塩素系漂白剤を用いて茶渋を取るのがおすすめで、食洗器投入前に漂白しておきましょう。

食洗器の運用コストや本体費用はどれくらいか

食洗器を使う際に気になってしまうのが、電気・水道をどれくらい使うかです。

電気に関しては500ワットから800ワットが一般的であり、1回あたりの電気代は15円や20円です。水道は、10リットル前後が通常の利用量になっていて、手洗いの半分以下の水道量に抑えられます。

お湯で洗う場合はガスや灯油が必須で、水が冷たくなる秋から冬にかけての使用量(1回あたり数十円)が増える傾向にあります。ちなみに、食洗器の本体費用は3万円から10万円の価格帯がほとんどで、機能が沢山付いていたり、大人数向けの製品の場合は高めになります。

オール電化の家庭はタイマーを活用

オール電化家庭の電気契約は、使用時間帯によって電気料金が異なるタイプがあり、その際に使っておいた方が良いのがタイマーモードです。タイマーモードは、洗浄開始を1時間後、2時間後といった設定が出来るので、料金が安くなる深夜帯に使うようにしておけば、日中時間帯より大幅に電気代を抑える事が出来ます。

食洗器の設置方法

食洗器は、家電に詳しくない人であっても簡単に行う事が可能で、給水が出来る蛇口に近い部分に設置するのが一般的です。設置で不安がある場合は、購入時に店舗に相談すれば数千円で有料設置を行うので、作業スタッフを自宅に呼んで工事に来てもらいましょう。